フルオーダー髪飾り

制作過程のご紹介です。

フルーティスト深津純子さんからのご依頼でした。

館山のご自宅にお邪魔してランチをご馳走になりながら、「つけるとテンションあがるものが欲しいのよ〜」とご要望を聞く。

  • ステージ用に、つけるとテンション上がるもの
  • 本番前忙しいので、自分で簡単に装着でき、難しいスタイリング不要なもの
  • バンスクリップに飾りをつけたい
  • 羽とか入れてみたい
  • 前からも見えるくらいのボリューム
  • 水引がシャーっとなってるのとか
  • 可愛すぎず、おばさん臭くもなく

やはりお花は入れたいよなーと考えていると、ふと月下美人とか花びらがボリューミィだしいいかも!

と思い浮かび、ランチ後、息子と純子さん麦刈り中、傍でアイディアスケッチ。

花を全部作っちゃうと重いしつまらないので、花の中心で、花びらと水引のリングとシャーってなってるのwが合体してる感じで。

早速気に入ってくれたので、これでGO〜!

今までは、あえて他素材に手を出さず、水引でどこまでできるかを極めていたところがありますが、舞台用ということもあり、初めてビーズを使ってみました♪楽しい♡

「この花のピンクと紫のグラデーションな感じ」と後日送ってもらった画像から、色のイメージもできてきました。

花びらの長い部分に、ご希望の『羽』を使えば、水引より軽く、長さと華やかさを出せるので、初めて羽を取り寄せてみる。色々なニュアンスカラーがあるのですね♪

実は昔、学生時代にサンバをやっており、羽を見ると、つい・・笑
サンバの衣装っぽくならないよう気をつけようと、羽が届くまでの間、羽なしバージョンも試しに作ってみました。これでもそれなりにいいけど、水引が重なりすぎて、それぞれ引き立ってない、特に中心のビーズが。

花びらの一番長い部分だけでなく、ビーズの周りにも淡い羽を一列入れてあげたら、うん、水引ビーズが引き立つ!これでいくことに。

この淡い羽から紫の羽まで水引グラデーションを作り直し、再び合わせてみる。

花びらは、一枚一枚に使う水引の配色をあえて揃えず、グラデーションに見える範囲で不揃いにしています。

今までは、何の花を作る時もだいたい、一枚一枚の花びらの大きさをキチッと揃えて、グラデーションも規則的にしてたんですが、その表現の限界を感じたというか、つまらなくなってきたのと、自然の花も幾何学的なようでいて、よく見ると微妙な揺らぎがあるので、そこにもっと近づきたいな、と最近思って作っています^^

最後は、水引リングの色を再び深津さんに見てもらいながら、直近の公演で着るあっさりゴールドのドレスに合う色合いで、今後も使いやすいゴールド系に少し差し色を混ぜる感じで決まりました。

バンスクリップへの飾りの取り付けが、実は一番大変だったかも・・笑
一日中、ああでもないこうでもないとやり直していました。

クリップ自体つけた時に結構髪から浮き出るので、飾りはクリップの上に着けるんでなく、クリップに絡んで一体になってるくらいでないと、特に横から見たら頭から浮いちゃってかっこ悪い。

髪とクリップと飾りが、いい具合に一体化するよう、様々に絡ませながら、かつ丈夫な取り付けを目指しました!

そして、本番二日前の大雨の日・・何とか無事に発送。
大きいし、垂れ下がる水引が痛まぬようしっかり固定し、梱包も慎重に。

バンスクリップに複雑に飾りをからめているため、手で摘む時の指を入れる場所の説明も貼って笑


いつも、お嫁に出す気分です。
行ってらっしゃい^^

 

 

二日後、上野駅前の、東京文化会館のこんな素敵なホールで、まずは1度目のお役目を無事果たせたようです♪

楽しいお仕事でした。
オーダーありがとうございます^^

オーダーのご相談、こちらからお気軽にどうぞ

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