水引を、貫く

–Tsuranuki–

水引は、線に宿る

儚い素材から生まれる
凛とした線の集積

真っ直ぐな水引は針のようで
しなり、弾み、芯がある

柔らかな曲線は
水引を方向付けるように
扱(しご)くことで生まれる

この線へ意志を通す扱い方が
水引造形の要

一度ついた跡は戻らず
触れるほどに傷む水引は
扱いに迷えばただの紙ひも

生きた水引は
全体を貫く流れと
緊張感をもつ

そんな伝統的な線の在り方を
水引を貫く気 –Tsuranuki– と捉え

制作へと受け継ぐ

 micono