松の生 8 -大樹- 一つの種から、やがて大樹へ。松と海の情景。 動きのある松の幹にある白い部分は、落雷などで枯れ一部風化した部分、盆栽でいう神(じん)や舎利(しゃり)を表現したものです。 神は枝の一部、舎利は幹の一部を意図的に枯らしたもののことを言います。 朽ち果てた部分を抱えながらも、たくましく生きる大樹の生命力の強さ。生と死の対比。 ひと連なりの自然を、海と松が水引で絡み合い繋がっているように表現しました。 ← →