松の生 6 -松かさ- 春に受粉した雌花(めばな)は秋にかけて成熟し、寒さにじっと耐え冬を越します。 房総ではあまり雪が積もりませんが、冬の松といえば、雪吊り。雪の重みで枝が折れてしまわないよう、枝を縄で吊って支えてあげるものです。 しんしんと降り積もる雪と雪の結晶、和製クリスマスツリーのようです。 雪吊りで有名なのは、水引産地の一つでもある金沢の兼六園。庭園では立派な雪吊りが見ることができます。 ← →